アイルランド生活

アイルランドに住もうと思った理由① 初日のお導き2件

2017年の小泉八雲フットプリントツアーでは、なんとなーくどこかに移住できないかしら?と思いながら旅をしていました。

彼のルーツであるギリシャ、アイルランド、アメリカの中に琴線に触れる場所があるかもしれないし、なんとなく気になるエストニア、スロベニア、オーストリア。はたまたドイツにアゲインもありだなぁとふんわりした気持ちで。

そんな中でアイルランドを選んだ理由の1つが降り立った初日のバス移動。

その2もあります。



上記の国にはお友だちがいたので頼りまくりの旅だったのですがアイルランドは3%アイリッシュでありつつも在愛の知人が全くいない状態でした。

そして、ドイツに毛が生えた程度の物価とばかり思っていたのですがざっくり

 

ドイツの倍でした。

 

Airbnbもダブリン都市部は€50越え。
2週間以上滞在するつもりだったのでなんとか€20以下にすべく、LEAPカード(1週間€40くらいでバス、トラム、電車が乗り放題)が使えるギリギリの遠さのアパートの個室をブック。
とはいえ最寄駅から15分ほど歩くとのこと。

季節は寒くも暑くもないしスーツケースは引きずることになるけど何とかなるなと思っていました。

空港から一本で最寄駅 (終点) まで行けるバスにスムーズに乗り、乗客がどんどん降りて一人きりになったところで運転手さんが

「どこで降りるの?」

「Saggartです。えっと、終点ですよね?」

「あ、うん。住所わかる?僕、この後仕事ないし近くで降ろしてあげるよ。」

 

Jesus!

 

早速、アイルランドの神様にお目にかかりました。

到着は夜の22時を回ったあたりでした。

 

そして、お部屋を訪れる時

夜11時近いというのにティンホイッスルの音(と〜ってもお上手)が聞こえます。

スピリチュアルな八雲おじいさまとは打って変わってロジカルな玄孫のわたしですが、初日に早速アイリッシュミュージックでもてなされて神のお導きを感じました。

しかも、ティンホイッスルの主の名前はパトリック、ひいひいおじいさまと同じで、宿主はチャールズ。そのお父様(わたしのひいひいひいお爺さまに当たります。)と同じ名前です。

チャールズの子ども時代

 

(ちなみにパトリックは音大生でチャールズのティンホイッスルの先生。)

西洋人の名前のバリエーションの少なさは知っていたものの、神のお導き(と言うと大げさですが)を再度感じたのであります。

そして、ティンホイッスルって簡単そうかも。と思ったわたし。

「せっかくだからわたしもやってみたいんだけどどこで買えますか?」

と訊いたら…

チャールズからティンホイッスル

パトリックから手書きの運指表


と簡単な曲の楽譜のプレゼント

クラシックのピアノ楽譜を見慣れていると単純さに肩すかしを食らうのですが、ティンホイッスルはできることがとっても少ない楽器なので充分なのです。

翌日は疲れていたのと天気が悪かったこともあり、朝はティンホイッスルをお家で練習。


これは簡単だよ!とチャールズがリビングに置いておいてくれたもの。

早速吹いてみた

(余談ですが高校時代にオーケストラ部でオーボエを吹いていたベースがあるのと絶対音感もあるので、超絶技巧でなければすぐ吹けちゃいます。)



そんなこんなでその一年後はアイルランドで生活しています。

世界的に右を向いているようなニュースが多い昨今ですがパトリックとチャールズだけでなくちょっとすれ違うだけの人も平らな面構えのわたしに優しく接してくれる人が多い国です。

おいでよアイルランド!

(お土産は、干し椎茸と糸寒天がいいな。)

ちなみにこっちのチャールズはめちゃくちゃいい人ですが私のご先祖様のチャールズはちょっと自己チューでして。よろしければこちらもお読みください。

ハイスペックな息子を持ったチャールズ ・ ハーンおじいさまの私生活を160年越しにご紹介

それにしても、西洋人の名前のレパートリーって長年変わってないのね。

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守谷 天由子
ギリシャとアイルランドの両親を持つ明治の文豪、小泉八雲 (Lafcadio Hearn) の孫の孫の守谷天由子(もりやあゆこ)です。 文系か理系かと言われるとアート系のジュエリーデザイナー。 八雲と同じく異文化に触れる旅やウィスキーが大好き! 2017年に5カ国に渡る足跡ツアーを4ヶ月かけて自力で回りました。 道中出会ったアイリッシュ夫と海辺の町で暮らしています。