小泉八雲(ラフカディオ ハーン)の玄孫のわたしがギリシャにはじめて降り立ったのは2017年。種の頃から3%ギリシャ人だったにもかかわらず30歳で自身のルーツとなった土地、ひいひいおじいちゃんの生まれ故郷を訪れることになったのです。
初のギリシャの地は首都のアテネでもテッサロニキでもなく、プレベザ空港。
Prevezaの南西部にあるLefkasが小泉八雲(ラフカディオ ハーン)の生まれた家がある通称レフカダ(人口3万人)です。
目的は6月27日に行われる生誕祭。ラフカディオ ハーンヒストリカルセンターにて行われました。
ちなみに’’Condor(コンドル)’’ という聞いたことない名前のドイツの航空会社の飛行機にミュンヘンで空港で一夜を明かしてから乗ったのですが待てども待てどもボーディングゲートが指定されず、
結局自力で探してバカンスのドイツ人に混じって乗り込み。
アナウンスが行き届いていないせいでボーディングゲートが閉まる予定の直前の時刻。私と同じようなシチュエーションのドイツ人が大量にいて、その度に
「まだ乗る人います。名前は〇〇です。」の電話をする始末。
なかなかぽんこつな会社でした…。アテネから5時間バスの方がよかったかもしれません。
また、目的地の空港では車出してお待ちしております。といわれていたのに、直前まで誰が来るか、どんな車か、どこで待てばいいか。連絡来ず。
ルーツであるギリシャに降り立ったはじめての感想は
「わたし、どうすればいいんだろう。」
レフカダは2歳でギリシャを離れた小泉八雲はもちろん、セツおばあさまや巌ひいお爺さまも夢見た土地だと思います。
ちなみに周りはほぼ全員が小金持ちバカンスのドイツ人。賑やかさに圧倒され、ご先祖様の思いむなしく30歳にもなって朝から涙目です。
なんとか時間をかけてお迎えのお兄さんと出会えましたが感動とか感慨深い思いとか、全くなし。
とりあえず安心してホテルに付き、17時間の旅の疲れをごまかす程度の仮眠をとってイベントへ向かいました。
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