ドイツ生活

ベルリンのローカルクラブ録!in マイバースデー

ベルリンと思い浮かべてみなさん、何を思い浮かべますか?

1989年に勘違いが原因で崩壊されたベルリンの壁?

ブランデンブルグ門?

ベルリンフィルハーモニー?

 

 

「イズミールの次にトルコ人が多い地域なんですよね!」
なんて変化球を投げてくる方もいらっしゃるかしら?

ヨーロッパの中でもまぁまぁ大きくて近代史が特殊なベルリン、実は(一部の人はそれ目当てでも来るぐらい)クラブカルチャーが盛んな都市としても有名なんです。

 

実録!誕生日にやってきたベルリンの特殊なクラブ

とはいえ私、クラブミュージックはあまり詳しくありません。

どちらかと言えばクラシック音楽の方が詳しいですし軽いものであれば生バンドの方が圧倒的に好き。まあ、日本のクラブって粧し込んだかわいい女の子しかいちゃいけない雰囲気あるじゃないですか。あれが苦手ですね。

ドイツは逆に

 

踊れる靴で来ねぇヤツ、どうかしてるぜ!

 

な空気。
まぁ、うっかり日曜日のおばあちゃんみたいな服で行っちゃったときはとてつもなく浮いてましたが日本のそれよりも間口が広い?ように感じます。

 

(一部、超並ぶのにイケてるヤツと判断されないと入れないクラブなんてのもあるみたいですが、行ったことありません。確かベルクハイン(Berghain)ってとこです。悪しからず。)

箱の数も凄まじいので自分から調べて足を運んだことはないのですが

 

アユコ!誕生日何するの?クラブいこうよ!

香港からワーキングホリデービザで滞在中の友人ズ♂♀が声をかけてくれました。

「いくいくいくー!」

「んじゃ、10時にMehringdamm駅ね!」

ちょうど金曜日だったこともあり、朝までコースを想定して予定を立てました。

 

特にどんなクラブか、どんな人がまわすのか、場所はどこなのかは知ったところでいいリアクションできないので訊きませんでした。

 

余談ですがドイツ(たぶんヨーロッパ)において誕生日パーティーは本人が主催します。
語学学校に行っていたときは

「オレ、今日32歳になりました〜!ケーキ食おうぜウェーイ!」

なウクライナ人がいたりも。

ちなみに私は90%以上のケーキが食べられません。

なのでイブニングタイムにはルームメイトや仲のいい友達を集めて確か鍋パーティをしました。

あゆこちゃんのイメージで選んだの!な花束 ×2
ラブリーで恐縮です。

 

 

ハッピーバースデーアユコー!

駅に着くと友達ズがお祝いしてくれました。

「近くにね!おいしいケバブのお店があるの!クラブ行く前に食べない?」

「あ、うちでパーティーしてきたんだわ。2人はたべてたべて!」

「そっか、そうだよね〜!」

 

…ケバブ屋さんは閉まっていました笑

 

「ま、クラブいこうか!地図だとこっちだよ〜!」

 

お腹すかせたままでいいんでしょうか?

 

クラブに到着

改めて、ハッピーバースデーアユコ!

26歳になりたてのわたし。

 

こっそり手作りケーキまで用意してきてくれておりました!

うれしい!超うれしい!食えないけど!

カフェスペースもあるクラブだったので友人ズはこっそり食べてました。

ケバブ食べれてなかったから、よかった。うれしい!

 

よっしゃ!クラブ!行くよ!

腹ごしらえも出来たところでエントランスへと向かいます。

「僕の友達がね、エントリー料いらないからおいでよって言ってくれたんだよね!だからフリーだよ!」

ベルリンのクラブは大体1000円程度と日本よりも割安なのですがそれでもフリーなのはありがたいです。

 

ん?

音が…ダサい。

クラブミュージックに疎い私でもダサいと感じてしまいます。

「まっ、とりあえず友達に挨拶しない?お礼も兼ねて。」

ということで友人♂を招待してくれたお友達を捜します。

私はテキトーに挨拶をして彼らは広東語でチャッティングしてました。

 

様子がおかしい

「アユコとりあえず、踊ろう!」

友人♀に手をつながれてステージ近くへ連れて行かれます。

ドラァグクイーン的な方々がまわしてました。

が、全然PCを見ている気配なし。

ずっと踊ってる。

気になって見たら

YoutubeのMix チャンネル

仕事しろや。

 

そんなこんなで空気が読めてきました。

 

日本語で言うとハッテン場とでも言いましょうか。

 

要は

ゲイやレズビアンの方々の出会いの場

 

だったのです。

 

そして友人♂を誘った男性は彼に気があった模様。

ちなみにモデル級のグッドルッキングではないものの女の私でもどんなスキンケアをしているのか訊きたくなるほどに彼はスムースな肌の持ち主。
仮にコメディアンであれば間違いなくイケメン枠にカテゴライズされそうなルッキングなので驚くという程でもありません。

 

いち早く状況を察した香港の友人♀はターゲットにならないように私とフェイクレズカップルを演じはじめたのでした。

浴びたことのない目線を気にせざるを得ないながらも、おかげさまで声をかけられることもなく。

 

しかし全く楽しくないので

 

「2人ともごめん。アユコ、オウチ、カエル。」

オレも、ワタシもということで日付を回ったあたりで解散しました。

ちなみにベルリンはナイトバスがあるので夜中の移動もそこまで苦ではありません。

 

 

翌日、ルームメイトにクラブは楽しかったかと尋ねられました。

かくかくしかじかで結構早めに帰ってきた。と伝えたところ

 

 

今夜、ライブ行かない?

こういうスピード感、大好きです。

都会ならではですね!

ということでルームメイトの友人の友人の友人が出演するライブへ向かいました。

 

…ノスタルジックなサウンドながらところどころでメガホンを使ってのパフォーマンス。めっちゃよかった!

場所は確かWarsaw strasseだったかな。

嘘ついてなければ彼女と私の誕生日は同じ。

 

 

ベルリン、なんだか年々熟れてきてる(そして物価も上がっている)ようだけどやっぱり恋しいなぁ。行きたい行きたい行きたい!!

 

そう言えば私、文豪の末裔なんだった!

せっかくなので(?)おすすめのレズビアン小説をご紹介いたします。

4歳から付き合いのある友人(今のところストレート)に勧められて読んだのですが

 

文字を追うだけで心がヒリヒリする。

切ないと言う形容では表現しきれない程にどうしようもなく、切ない。

ゴールのない感情、どこへ向かわせればいいの?

 

こんな拙い言葉でしか紹介できないのが悔しくてたまりませんが、是非読んでみてください。

 

中山可穂 著 白い薔薇の淵まで

白い薔薇の淵まで (集英社文庫)

ちなみにこの作品は山本周五郎賞を受賞しています。

個人的には芥川賞や直木賞よりも好みの作品が多いです。

 

 

この他、中山可穂先生の作品で好きなのは大好きな曲、ラフマニノフのピアノコンチェルト第三番が登場する

サグラダ · ファミリア

サグラダ・ファミリア[聖家族] (集英社文庫)

ジゴロ

ジゴロ (集英社文庫)

かな。

ジゴロの冒頭では登場人物がラタトゥイユ(フランスのスープ) を振る舞う場面があり、読んだ当初はなんてシャレオツなんだと思いましたが今では得意メニューです。だって簡単なんだもん。

 

※今のところ、私はストレートです。今のところ

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守谷 天由子
ギリシャとアイルランドの両親を持つ明治の文豪、小泉八雲 (Lafcadio Hearn) の孫の孫の守谷天由子(もりやあゆこ)です。 文系か理系かと言われるとアート系のジュエリーデザイナー。 八雲と同じく異文化に触れる旅やウィスキーが大好き! 2017年に5カ国に渡る足跡ツアーを4ヶ月かけて自力で回りました。 道中出会ったアイリッシュ夫と海辺の町で暮らしています。