念願叶っての旅行前、それはウキウキするだけではなく事務的な作業も何かと多いもの。
特に海外旅行の際に重要なのは
パスポートの期限チェック
怠って行けなかった人を3人知っています。
国によって違いますが帰国日+3〜6ヶ月必要なことが多いです。
仕事の引き継ぎ
旅先で仕事関連の連絡が来るとテンションガタ落ちです。
時差のある国だとなおさら手間がかかり、気疲れの元。
預け荷物および手荷物のサイズと重さのチェック
オーバーしてチェックイン時に荷物をごそっと開けるの、とても恥ずかしいです。
その場でお土産のビールを一気飲みして重量を減らしたことも。
飛行機的には重さ変わんないだけどね。
そして避けては通れないのが
荷造り!
2週間ほどかけてじっくりと行う人も、忙しくて直前に一気に行う人も
“抑えておくと荷造り荷解きがスムーズになるスキル”
そして
“道中でストレスを溜めないパッキングスキル”
をご紹介致します!
基本のキ!預け荷物に入れるべきものは
・101ml以上の液体
・刃物や工具など、尖った金属類
・電子機器類
その他航空会社のサイトでも詳しく紹介されていますが、大体の方がざっくりと押さえておいた方がいいのはこの3つ。
愛用の日焼け止めがよく見たら120ml容器で詰め替えるのを忘れて手荷物に入れてたら没収!なんてケースもあるので小さめに見える容器こそ今一度確認してみることを強くオススメします。
また、コンタクトレンズは洗浄液が厄介だったりしますが大方の国では購入できるので敢えて持っていかないのも手だったり。
そう言えば旅行中のみワンデーに切り替える友達もいます。
また、液体類はまとめて透明のジッパー付きの袋に入れることがルールですがビニール袋は何かとダメージを負いがちなので丈夫なものを選ぶのがおすすめ!
経験上、液体以外の歯ブラシや綿棒が入っていても特に小言を言われたことはありません。
なので旅行中は中身の見えるポーチのまま過ごすのがおすすめ!
セキュリテーチェックのときはもちろん、滞在先での出し入れの回数が減るのでストレス軽減になります。
DEGELER フライト旅行&小旅行用
|
とはいえ、漏れたりしたときの掃除が面倒だから使い捨て派!という方もいらっしゃるでしょう。
液体以外でも、御徳用サイズのお土産(茶葉、お菓子、スパイスなど)をお連れの方と分けあって持ち帰ったりするときなどにいくつかあるとジッパー付き袋は便利!
まとめて持って行くのも手。です!
お土産のド定番!お酒について
ほとんどの場合が101ml以上の容器だと思うので持って行く際はもちろん預け荷物ですが、チェックイン後に空港で買ってトランジットの際の荷物チェックで没収!
なんて失敗を聞いたこともあるので、免税店で買うときは目的地まで直行できる時のみにしましょう。
持って行き方についてですが、ワインや日本酒などのガラス瓶に入ったものは靴下をはかせてクッションにしています。
これはジュースや調味料を運ぶ際にも使えるライフハック!
また、お酒を海外に持ち込む場合について免税で持ち込める量が定められています。
決められた量を超えた場合は税金を払うことになり、国によって免税範囲は変わってきます。
そちらについても渡航前のチェックを忘れずに!
金属について
私はジュエリーの専門的な教育を受けましたが、愛してやまないヤスリがもし、もしロストバゲッジに会ったら死ねる!
ということで、バッテリーやアクセサリーケースと重ねて手荷物に入れて持って行ったら
持って行けちゃったわ!
ということがあります。
あと、これは友人のケースですがそこそこ本気なダーツの矢セットが何故か愛用のバッグに入れっぱなしになっており引っかかってしまいました。
絶対何もしません!
捨てないでください!
お願いします!
と職員さんに掛け合ったら…持って行けてました。
なんてラッキーなんでしょうか。
とは言えこれは10年以上前の話。
今は更に厳しくなっているはずなのでちゃんとポケットまでダーツの矢が入っていないか(笑)チェックしてくださいね!
場合によっては罰金もあり得るとのことです。
また、吸収剤(綿)の入っていないタイプのオイルライターについても要注意ですよ!
とはいえお金を払えば自宅に送ってくれるサービスがある空港もあります。が、かなり割高。
友人はビクトリノックスの十得ナイフ(アーミーナイフ)を泣く泣く自宅へ送っていました。
出先であると何かと便利なんですが…痛恨のミス。
ちなみに機内持ち込み時の裏技などなどなどについて綴った記事を書きました。
ご参考まで。
旅で便利なグッズ集と機内持ち込みの裏技!と小泉八雲の女友達について
ロストバゲッジについて
これに関してはもはや運です。
毎日誰かしらの荷物が世界のどこかで無くなっています。
無くなってしまった場合は何かの身代わりと思って納得するしありません。
私は今の所ロストバゲッジ処女ですが、一度ロシアの航空会社を使った時にトランジットした空港でのミスがありました。
幸い翌日に滞在先に送ってもらえたので逆に重い荷物を運ばなくてラッキー!
とは言っても事があってからでは遅いので手荷物に入れるか預けるかの作業はそれからさらにシリアスに頭を使いパッキングしています。
上記のようなダーツの矢(笑)はどんなに大切でも持って行く場合は預け荷物一択ですが、仮にロストバゲッジしても途方に暮れないように手荷物に入れておくべきものそれは
1〜2日分の着替え
預け荷物に必ずと言っていいほど皆さんが入れているのはお洋服だと思います。
とりあえずシャワーを浴びて着替えられる服一式があればなんとか過ごせます。
また、田舎に住んでいらっしゃる方は海外へ行く際に空港近くで一泊なさる方も多いことでしょう。
そんな時にもわざわざスーツケースを開けてきっちり詰めた荷物を解くのではなく、手荷物の中から出せるようにしておくとホテルのチェックインが楽ちんです。
私の場合は4〜5日くらいまでの旅行の場合の服の仕分けには洗濯ネットを3〜5枚使います。
モノ別ではなく日毎に分けて入れ、空いたらそれに汗を吸った服を入れて行くとこれから着る綺麗なものとそうでないものが混じりにくいです。
また、ヨーロッパやアメリカ大陸に行く場合は1日がかりの移動になります。
その際、空港や機内で眠ることもあると思いますがやはり歯磨きをするかしないかで快適度が(個人的にはかなり)変わります。
また、寝る前に必ず顔を洗いたいのは私だけではないでしょう。
洗顔セットに加え、タオルやスペースを使いたくない場合は手ぬぐいを入れておくのも忘れずに。
また、一度しか使わないのであればちょっとほつれたタオルを使って道中でさよならするのも荷物にならずに良いかと思います。
濡れたものを持ち歩くのって、そこそこストレスですしね。
スーツケースなどの預け荷物に入れがちなお泊りグッズですが手荷物に入れておくことを強くオススメします!
常備薬エトセトラ
体調を崩すタイミングはもちろん人それぞれですが、移動日のそれは避けたいもの。
また、時差ボケやナチュラルハイの後遺症(ワタクシあるある)なんかで一気に具合が悪くなることも。
個人的にははお守り的要素もあるような気がします。
余談ですが機内食が口に合わない時や長時間移動の時用にエナジーバーやクッキー、おせんべいなどの腹持ちがよくコンパクトなものを持っておくといざという時にもイライラしません。
個人的にはお腹が空いていると乗り物に酔いやすいのでこちらも常備薬感覚で持参します。
ちなみに私がこの人生で一番救われたエナジーバーはこちら。
CLIF BAR(クリフバー) |
それは高祖父の小泉八雲の足跡を辿る旅をアメリカでしていた頃のことでした。
ニューヨークからシンシナティに行く際、お世話になった友人に
「16時間のバス移動なの〜!隣の人、臭くないといいナ。」
なんてヘラヘラ言っていたらお餞別にいただいたのがこのクリフバー4つと水1リットル。
もちろんお礼は言いましたが心の中では
「荷物が増えちゃうわぁ。エナジーバーとか普段食べつけてないし。食事もサービスエリアのパンとかでいいんだけど。」
と、思っていたところ…道中にサービスエリアはおろか、KIOSKのようなものさえなかったのでした!
アメリカ、内陸部はとんでもなく田舎です。
16時間の中でもらったクリフバーをちまちまちまちまといただき、荷物になると思っていたのを他所に私のエネルギーへと昇華したのであります。
ちなみに一番おいしかったのはブルーベリー味でした。
話がそれましたが、手荷物として持って行くべきグッズについてのお話に戻ります。
カーディガンなどの羽織もの
移動中は冷房などが自分好みに調整できるわけがありません。
なので脱いだり着たりがしやすい服装で過ごすのが鉄則。
飛行機に乗る前に棚に入れる荷物から出して腰に巻くなどしておくと
「隣の人が寝てるから棚から出せない!」
なんて状況でも慌てません。
これはバスや船、新幹線の移動でも同じことが言えますね!
冬場についても暖房が効き過ぎて暑いこともよくあるのでセーターよりはカーディガンがオススメです。
また、脱いだ服はエコバッグや風呂敷に包んでクッションにして腰に当てたりなどしても◎。
私のお気に入りはフード付きライトダウン。
寒い時に羽織るのはもちろんのこと、持ち運びの際フードに胴体部分を入れ込むように畳むととってもコンパクトになります。
本当にスペースを使いたくないときはさらにヘアゴムで縛り上げたりすると手のひらサイズにまで小さくなってくれますし、文字通り軽いので仮に出番が少なかったとしても漬物石を大移動させた感はありません。
また、ビジネストラベルでなければシワになりにくいものを着てお出かけくださいね!
ちなみに荷物をコンパクトにするために私が気をつけていることをまとめた記事もあるのでご紹介まで
おまけ
話は戻りますがロストバゲッジについて。
予防法はやはり
そんなに高くなくて珍しい色のスーツケースであること!
なくなっちゃった話しを聞く限り
わかりやすい高級スーツケースで盗まれる
もしくは
よくあるスーツケース
で間違って持っていかれちゃった の2局化がなされている気がします。
ネームタグをつけるなどして持ち帰りを未然に防ぐ術もありますが、そのネームを見て
“タナカサマ オマチシテオリマシタ!”
と巧妙な手口でやってくる詐欺もいるそうなので共有まで。
また、最近はあまり見かけなくなりましたがスーツケースにスカーフなどを巻くのは日本人であることのサインと耳にしたこともあります。
「スーツケース買うのはちょっと…」という方にもおすすめなのがスーツケースレンタル。保険もあるので短期の使用であればそういった意味でも手軽で安心ですね!
旅行は楽しくとも頭を使うシーンも多いもの。
トラブルがあっても慌てないよう、気負わない程度に準備をして穏やかに楽しくお過ごしくださいませ。
シェア大歓迎!
なお、お問い合わせや各種ご依頼についてはこちらからお願いいたします。