アイルランドの観光地と言うとダブリンやゴールウェイが有名ですが、私が2019年春に暮らしているウォーターフォードはなんと、アイルランドで一番古い街なんです!
こちらの記事ではダブリンからバスや電車で一本で来ることが出来る、ウォーターフォードシティの観光地をViking triangleの見所をご紹介いたします。
また、ドライブで絶景を堪能したい派の方におすすめなのはこちら。
ウォーターフォードのランドマーク!レジナルズタワー
私が訪れた日は曇天でしたがそれでも石造りの荘厳さが伝わるでしょうか?
高さは約16m。
916年にやってきたノルマン人によって建設され、これまでには城壁からの見張りや戦闘、監獄や軍事倉庫、また頑丈なので空襲の避難所として使われてきました。
現在訪れることができる博物館としての機能は1954年からとのこと。
諸説ありますがこの姿になったのは13~14世紀という説が有力なようで、兎にも角にもアイルランド最古の市民の生活に寄り添い続けた都市建築なのです。
余談ですが日本最古の木造建築物は、607年に建てられ670年に焼失後に再建された法隆寺。これは世界最古にも当たります。
Reginald’s towerは800年もの間Waterfordを見つめ続けている事実はすばらしいものの、ギリシャ人やイタリア人には鼻で笑われそうです。
また以前城壁に囲まれていたこのエリアはViking triangle とも呼ばれています。
さっそく入場
タワーが円柱形なので展示品もカーブしてます。
内容は来てからのお楽しみ♥と言いたいところですがなかなか来れる場所ではないと思うので気になる方はこちらから概要をご確認くださいませ。(英語です。)
言わずもがな売りはゴージャスさではなく
歴史あるものなのだ!
ということなので
「パリので本場のラデュレ行きたい〜ナポレオン?3時間しか寝ない人?」系女子には響かないと思うので悪しからず。
「ゴージャスな中世のヨーロッパの暮らしを見てみたいわ!」
という方には同じくViking triangleにあるこちらがおすすめ。
さて内部の建築を見てみましょう。
余談ですが私の父(小泉八雲の曾孫)は建築設計設計士で英語もしゃべれなければ文学にも全く精通していません。どこ削っても理系です。
柱は木造。元々は木造建築だったものを石造りに強化したのか建て替えたのかしたようです。宝石のファセットのような美しいオクタゴンです。
対岸の景色は都度変わっているのでしょう。
別記事で紹介している Bishop palace には16世紀に書かれた川越しのWaterfordの絵画もあります。
謎のくぼみ。
「ろうそく置き場かなぁ?」
なんてゆるふわな妄想をしておりましたが、正しくは
矢置き場
だそうです。
どおりで窓の近くにばかりある訳だ。
チェス?のようなゲーム。
割といい場所においてあります。
電気のない時代は窓からの明かりが頼りだったことも伺えますね。
いにしえ人が遊びに興じたスペース、地味ですがうきうきします。
Reginalds TowerはWaterfordのバスターミナルから川を左手に歩いて5分程。
ブログではざっくりなご紹介とさせていただきましたが、中にはノルウェー人やイングランド人がやってくる度にオロオロするアイルランドの中世からの歴史が詳しくわかる動画もありますのでぜひアイルランド最古の街Waterfordで歴史を感じてみてくださいね!
おまけ
アイルランド最古(多分)のトイレ。日本最古のものは京都の東福寺だそうです。
攻撃に使うこともあったそうですが詳しくは差し控えます。
ウォーターフォードのViking triangleの観光名所は他にもありますよ!
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