アイルランド生活

オトナのハロウィンの過ごし方 in 発祥の国アイルランド

年を追うごとに盛り上がりをみせ、今ではクリスマスに勝るとも劣らない規模でお金が動くと言われている日本のハロウィン。

私の主観ではありますが普段は大真面目に仕事をしている大人達が金と技術と手間をかけて普段ではあり得ない装いで街を闊歩して楽しむ、ことが要因のように見えます。

当の私は仮装に大してあまり興味はなくわかりやすくパリピなお友達もいないのでハロウィンを根こそぎ楽しんだ経験はないのが実際。

そういえば小学生のときの英語クラブで白人の先生がマシュマロと爪楊枝でスノーマン的なのを作って遊ぼうな授業をしたり、中学校では小振りのカボチャ(普通に食用のもの)を工作用のカッターでジャックオランタンを作らされたりしましたっけ。(母に煮付けにしてもらいました。もったいないしカボチャ好きだし。)

 

さて、当時はハロウィンがウン十年後にこんなにも盛り上がりを見せるとも思っていなかったですし自分自身のルーツがアイルランドにあることも知らなければそれがハロウィンの発祥国だなんてことも耳にしません。

Trick or Treat (お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ)の文句を言って家々を回りますよ!さあ言ってみましょう!

なんて事は授業で習ったものの子どもが犯罪に巻き込まれることがちょいちょいある私の地域では実際に行動に移すなんて考えられませんでした。

 

さて、日本のハロウィンと比べて本場アイルランドではみなさんどうやって10月31日を過ごすのでしょうか?

30代男性へのインタビューを交えてご紹介します。

 

 ハロウィン、好き?

「う〜ん、子どもの頃はそれこそお菓子をご近所さんのところに兄貴ともらいに行って楽しかった気がするけど、そこそこ大きくなるとやっぱ恥ずかしくて出来ないし言う程覚えてる思い出ってないかもな。10歳のころには家をお菓子を求めて回ってる子たちに対しては”ダセ〜クソガキ〜”って思ってたよ。今のハロウィンもなんて言うか品がなくてうるさいだけっていうか。」

 

へ〜やっぱりTrick or treatって言うとお菓子もらえるのはほんとなのね!

 

「うん、だからスーパーに行くと個別包装のお菓子がこの時期はいつもより売られてるかもね。日本人なんかはお土産で買いやすいんじゃない?みんな文句言うじゃん。お菓子デカいって。」

 

うんうん、言われてみればあげやすいものがスーパーに並ぶよね!
確かにハロウィン前にアイルランド行くならふだんよりもお土産買いやすいかも。
そういえばハロウィンの日に食べる特別な料理ってあるの?

 

「う〜ん、バームブラックかな?んでも特別手間がかかった風じゃないかも。紅茶風味のフルーツケーキ。おばあちゃんが焼いてくれたなぁ。」

 

あ〜聞いたことある!指輪とか入れて占うヤツね!
ぶどうを紅茶で戻して使うって聞いたことあるよ

 

「へぇ〜。おばあちゃんが焼いたのしか食べたことないからなぁ〜。んでもうちはいとこまで全員男しかいないから、占いって言うの?そういうのはやったことないね。」

 

そうなんだ。ちなみにこのバームブラックはデザートだけどごちそう的なのは…

 

「ないね。St. Patricks dayと同じく、特別な食事は、ない。」

 

ふ〜ん、日本人としてはイベントとそれにちなんだごちそうはセットな感あるから不思議な感じするけどそれも異文化だねぇ。
ところで、大人になってからは子どもにお菓子をあげる番じゃない?
やっぱりあなたのお家にも子どもたちはやって来るの?

 

「くるよ〜。めんどくさいから居留守。したいんだけどさ、やっぱり良心が傷むしずっと静かにしてるのもストレスな訳。だからねぇここ数年は

 

「映画館で過ごしてるよ!」

 

はぁ。
なんつーか…賢いね。
じゃああなたみたいな大人が映画館にたくさんやってくるの?

 

「う〜ん、言う程混んでないけどそう言われるといつもより人いたかなぁ?どうだったかな?パブは確実に混んでるけどね!仮装してる人もしてない人も。」

 

それは言わずもがなです。いつもでしょ。

 

「まぁ、ハロウィン好きかって言うと、嫌いだね。花火あげちゃったりそれでぼや騒ぎ起こしたりティーンが飲み過ぎたり暴れちゃったり。2000年前からアイルランドではハロウィンみたいなお祭りはあったらしいけど、そういうとこももしかしたら変わってないのかもね。最近でこそ移民がいるけど他のヨーロッパに比べて血も言う程混じりまくってないんじゃないかな?。」

 

ちなみにハロウィンの歴史に関してはこちらでご紹介しています⬇

 

なるほど。

上記の記事でも紹介していますが元々のアイルランドに根付いた宗教ドルイド教の週間であったハロウィンはカトリック教が台頭しても残ったことについては楽しかったからだ、というのが私の個人的な意見です。

だからこそでしょうか?遺伝子レベルでパーティー好きは多いのかもしれません。

 

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ABOUT ME
守谷 天由子
ギリシャとアイルランド人のハーフである明治の文豪、小泉八雲 (Lafcadio Hearn) の孫の孫の守谷天由子(もりやあゆこ)です。 文系か理系かと言われるとアート系のジュエリーデザイナー。 八雲と同じく異文化に触れる旅やウィスキーが大好き! 2017年に5カ国に渡る足跡ツアーを4ヶ月かけて自力で回りました。 2018年から1年間八雲縁の地であるアイルランドの田舎で暮らした経験を踏まえて多岐ジャンルに渡って発信中!