アイルランドグルメ録。バーガーとチップスの驚きの食べ”させられ”方とは?

忙しくて、でもお腹がすいている時にとりあえずとハンバーガーとフライドポテトをつめかんだ経験がある方は少なくはないのではないでしょうか?

アイルランドにおいてもバーガーとチップス(フライドポテト)は気楽な高カロリー食としていたる所で簡単に手に入ります。

お金、ないし時間に余裕のない老若男女が何の気なしにただ腹を満たすために食べられることも多く、それに求められるのはある程度の美味しさと

 

 

手軽さ

 

 

それは客へだけではなく

店員さんにとっても

なのがアイルランドなんですねぇ。

 

驚くべき手順で仕事してるバーガー屋さん

ダブリン近郊にあるバーガースタンドでバーガーアンドチップスを注文してみました。

 

店員さんを観察してみると

① 紙袋を開いて左手に持つ。

② できあがったバーガーをいれる。

③ チップスをバーガーの上にスコップでごそっといれる。

④ 塩を適当にふりかける。

⑤ ビネガーをじゃぶじゃぶふりかける。

⑦ 気が向いたら袋の口を折って渡す。

⑧ Thanks a million!とにこやかにごあいさつ

 

バーガー、敷かれてます。

 

以上。

客側は紙ナプキンをきっちりもらうのが超重要です。なんせ酢がかかってますから。
(ちなみに最初にビネガーかけるかどうかは訊いてくれます。ただバーガーにかかるとこまでは想像できませーん。)

三角食べを躾けられた私としてはある程度をチップス食べてからでないとバーガーが食べられないこの体裁はなかなか満足できるものではないし、おいしいもので食事を締めたい派としてはつめたくなって、なお且つ酢浸しになったバーガーを最後にいただかなくてはならないのは気にいらないのですが。

 

手軽

 

をプライオリティに掲げたアイルランドのバーガーアンドチップス。

日本ではなかなかお目にかかれません。
そもそも酢、かけないですしね。
個人的には酢をかけた方がもたれないので好きですがどうしてもムラが出来るのがいただけないなとは感じています。

 

もしアイルランドお越しの際はトライしてみてはいかがでしょうか?

 

(しょっちゅう食べるものではないのでわかりませんが、専用のしきりがついた箱に入れてくれるとこもありますので悪しからずご了承くださいませ。)

 

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守谷 天由子

ギリシャとアイルランドの両親を持つ明治の文豪、小泉八雲 (Lafcadio Hearn) の孫の孫の守谷天由子(もりやあゆこ)です。 文系か理系かと言われるとアート系のジュエリーデザイナー。 八雲と同じく異文化に触れる旅やウィスキーが大好き! 2017年に5カ国に渡る足跡ツアーを4ヶ月かけて自力で回りました。 道中出会ったアイリッシュ夫と海辺の町で暮らしています。