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さて3%強ギリシャの血が入っているにも関わらず30歳にして生まれてはじめてのギリシャに到着しました。
初日から2日間は小泉八雲(ラフカディオ ハーン)が生まれたレフカダで過ごします。
前日まで過ごしていたバルトバルト三国北端の国、エストニアは10℃を下回ることもしばしばだったのですがここはヨーロッパ南部のギリシャ。
6月27日 快晴 最高気温32℃
ホテルに着いたらまず冷房をつけました。
夕方にはひいひいおじいさまの生誕イベントにVIPとして参加しなければいけないので少しでも体力を回復せねばとホテルで仮眠をとり、お迎えの時刻に合わせて着物に着替えて迎えの方と会場に徒歩で向かっていた所で事件発生。
向かいから来た乗用車にクラクションを鳴らされました。
言わずもがな海外で着物は目立つし通りすがりに褒められることも多いのでてっきりその類いだと思っていたら
「あなた財布落としたわよ!」
え?
振り返ると10m前くらいにに落としていました。着物のあわせの間にしまっていたので袖に回って飛び出したのだと思います。
戻っていったら車に乗っていたきれいなお姉さんが先回りして拾って待っていてくれました。
「(着物姿が)素敵なアウトフィットだなーって思ってみてたらちょうど落ちたのよ!気をつけてね!」
ありがとうございます!もう心から!
ちょうどもっていたお土産のエストニアのチョコレートをあげたらよろこんでくれました。
お迎えにきてくださった方にこんなことはよくあるのかと訊くと
「う〜ん。基本的にレフカダの人達は親切だよ!犯罪もあんまり聞かない。お財布はとっちゃう人もいるだろうけど今みたいなシチュエーションだったら普通かな。」
だそうです。
ちなみに同じイベントに出席していた日本人の女の子もiPhoneをどこか落としたけどホテルに届いてたとのこと。
公務員の給料が支払われなかったり(ストが頻繁にあります。)、一週間に引き出せる金額が決まっている (2017年当時アテネで€400。ざっくり5〜6万円ほど。)ギリシャですが皆さん明るくて優しくて親切です。
ローザカシマチひいひいひいおばあさま由来のギリシャの血が喜んでいるのを体中から感じて、イベント会場のラフカディオハーンカルチャーセンターへと向かいました。
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