アイルランドの有名観光地と言えばダブリンやゴールウェイですが私が2019年現在暮らしている田舎もなかなかステキな場所なんです。
アイルランド南東部、 Waterford州の観光名所である元は線路だったけれど現在はサイクリングロードとして生まれ変わったGreen Wayと入り組んだ海辺一帯のCopper coast を
「誕生日プレゼントとしてドライブに連れてってあげるね!」
と言ってくれた友人の車で回りながら合計2万歩程歩いたディトリップを3記事に渡ってご紹介します。
そもそも、Green Way って?
元々はWaterford からDungarvanまで以前は線路だったものをサイクリングやハイキング愛好家を主なターゲットに2017年3月から公道化された46kmに渡る道です。
Copper coast はその中の一部で、こちらはユネスコに登録されています。
ちなみにGreenWayはEuroVelo 1というノルウェーの北端から、スコットランド、アイルランド、ウェールズ、イングランド、フランス、スペイン、ポルトガル西端までを自転車で旅する人向けののサイクリングロードの一部でもあります。
ご興味ある方はどうぞ。
全長8,186 kmだそうです。
また今回の私の旅では真ん中あたりから西側しか行っていないので全貌を知りたい方はこちらをご参考いただければと存じます。英語ですが。
スタートはこちら!Kilbarrymeadanあたり。
午後1時過ぎにトラモアを出発したので1時半頃でしょうか。
人っ子一人いませんでしたが
「ここは景色がきれいなんだよ〜!」ということで3分ぐらい車を降りました。
アイルランドビーフのおいしさの理由はここにあるのかしら?なんちゃって。
Ballyvoile arch
電車の線路としてオープンしたのは1878年なので少なくともその前からある立派なアーチ。
せせらぎの音に癒されます。
この辺りに車を止めてハイキングスタート!
「トンネル歩きが楽しいんだよ〜。」
ということでBallyvoyle Tunnel を目指します。
Ballyvoyle Tunnel
別名Durrow Tunnelとも言われているようです。
私たちは歩きでしたが自転車の方もちらほら。
鍾乳洞チックな場所もちらほらあって地学マニアの方にはたまらないだろうなあと思いながらとりあえず写真に収めました。
ちなみに小雨の降り始めのような感じでしずくが落ちてきます。
GreenWayにはところどころ妖精のお家も。
アイルランドらしさに溢れています。
また、私たちが出かけたのは金曜日でしたが土日はサイクリングを楽しむ人が増えるそうでのんびり歩くにはあまり向かないようです。
馬小屋。のびのび暮らしてらっしゃいそうです。ちなみにアイルランドでは馬、食べません。違法行為なんだとか。
所々にある十字架。ペットのお墓じゃない?なんて言ってました。
Ballyvoyle cove 到着!
車を置いてから40分ほど歩いて到着しました。
平日ということもあり、人が全然いない!
丘の上の家に古い作りの橋。
絵本みたいな景色に巡り会えました。
小さーくいるおじいさんと犬もいい味出してます。平和です。
この景色を背に、海を前にして
ランチ休憩。
私が暮らしているTramoreはそこそこ有名な観光地なこともあり、鳥に警戒しなければいけないのですが、とっても長閑でした。
このドライブは友人からの誕生日プレゼントですが道中にレストランとかないだろうしあってもガソリンスタンドだろうなということで自らBentoもってくよ!と朝からそぼろごはんを3人分仕込んでもっていきました。
自分で作ったごはんでさえも絶景を前にするとデリシャスですね。
まだまだ歩く!
うめ?かしら。
余談ですがアイルランドの冬は東京よりも暖かいので桜の開花は早めです。
そして3月あたりに東京と気温が逆転するということもあり割と長く桜を楽しめます。
夜見たら泣いちゃいそうな、いきなりのマリア様。
主な宗教はカトリックということでアイルランドを歩いていると時々あります。
廃墟好きにはたまらない。60年ものの電車の駅。
46kmの間にいくつ駅があったのでしょうか?
意外と原型がとどめてあります。
お子様の遊び場にもなっている模様。
まだまだ遠足は続きますがひとまず車へ戻ります。
その②Coppercorst編も是非お読みくださいませ。
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